国家郵政局が20日に発表したモニタリングデータによると、今年は12月20日現在で宅配便取扱件数が300億件を突破し、昨年に続き世界一だという。300億件目の宅配便は貴州省遵義市■(さんずいに眉)潭県で申し込まれたもので、現地の茶葉栽培農家が中通快逓公司の遵義■潭ネットワークを通じて出荷した茶葉が入っていたという。人民日報が伝えた。
宅配事業における「西へ」「末端へ」の取り組みの実施により、農村部の宅配ネットワークカバー率は80%に上昇し、毎年、数千億元(1元は約16.9円)に上る農業副産品や工業製品が、農業副産品は都市部へ、工業製品は農村部へと運ばれている。16年は1~10月だけで全国の農産品ネット通販額が1千億元を超えた。
データをみると、今年1~11月の宅配便サービス企業の取扱量は278億9千万件に上り、前年同期比52.8%増加した。11月は37億6千万件で同44.5%増加し、「史上最大の宅配便事業の繁忙期」となった。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年12月21日